先日Googleから、「Youtubeの動画で収益上げませんか?」といった趣旨のメールが届き、まあ登録するだけならと思い登録作業をしていました。私自身は、アフィリエイトというものに関心はありましたが、それなりの手間がかかる上に得られる収益もあまりないだろうという考えがあって、腰を据えて広告収入を得るぞということは考えていませんでした。そして今もその点に関しては同じです。AdSensに登録して広告を表示したからといって安易に収益を得られるとは全く考えていません。
しかしながら、一方で、AdSensに登録してから自分の中で良い意味での変化が起こっていると感じています。それは、何か投稿(制作)しようと思ったときに、「せっかく広告を出すのだし、一工夫してみんなに役に立つものに仕上げよう。」と考えるようになったことと、利益を得るという立場に立つことで、より著作権やその取扱について考えるようになったことです。そして私は、この変化は自分にとって良いものであると考えています。
アクセス数を増やす、つまりより多くの人に見てもらうということは、イコールでそれだけ多くの人に役に立つあるいは多くの人を楽しませるものを生み出したということになります。それは、すなわち世の中の人々にとって有用なものを生み出すということであり、もっと言えば社会貢献であるとも言えます。もちろん、芸術的創作的な視点から考えれば、大衆に胡麻をするものばかり生み出すことはいかがなものだろうかということになりますが、それであっても、より多くの人のために、というアプローチは十分に意味のあるものであると言えます。
著作権は、コンテンツのデジタル化が進み、画像・動画投稿サイトやコミュニティーが発達した現代においては、より注意されて扱われるべきものですが、著作権の侵害行為が多く野放しになっているのが現状です。(現状の著作権のシステムがどうのこうのという議論は、ここではしないことにします。)私自身も、この件について考え始める前は、無頓着であったわけではないけれど、それでも気づいていない、知らないことが多くありました。しかし今では、動画一本を投稿しようと言う時でも、これは著作権はどこに属しているのか、写っているものの権利は誰が持つのか、といったことをよく考えるようになりました。
つまり、何を言いたいかというと、広告収入を得ようと(あるいは得るために)いうことを考えることが、クリエイティブな面においても、法律的な面においても私にとって良い刺激になっているということです。
こうして長々文章を書いている最中も、こんな冗長なものを書いていたら誰も読んではくれないだろうし、自分自身の文章構成の練習だと思えばまあいいとも思えるが、せいぜい電子のチリになってサーバーの片隅に追いやられるのが関の山だろうなあとか思うのです。そして、どうしたらより簡潔に、相手にモノを伝えられるか、とか、それが誰かの役に立っていくというのはどういう状況なのだろうかとか、やっぱり考えています。
まとまりがない上によく分からない長文ですが、もし読んでくれた人がいたらありがとう。